本日は、会長のあいさつが終わった後、会員スピーチをOAG税理士法人 埼玉所長の星叡(ほし ただし)が3分間のスピーチをしました。
「人は食べないから死ぬのではない。死に時が来たから食べないのだ」
咀嚼できなくなり、何も食べられなくなったときが死に時を覚悟するときなのではないかと語る。そうなったときの対応等をお話しました。
その後、朝霞市倫理法人会 会長の大西 克幸 様が講演。
JCで理事長の経験があり、現在は朝霞市倫理法人会の会長と精力的に活動している大西様。テーマは「人生の成功とは」。朝活そして、最近では終活との話から、人生の生きざまを振り返りつつ「死に様」を考えるといった(座禅ワークショップ)や、江戸時代のてらこやから日本人の原点を見直す「てらこや運動」を開催するなど、自分は何を後世に伝えていきたいのか?自分とは何者なのか?を常に問いかけている姿がものすごい迫力さえ感じる講演でした。
講演の中で紹介された数々のお話をご紹介
------------------------------------------------------------------------
千葉県の倫理法人会を創り、大富豪家の滝口長太郎氏の詩を紹介
“打つ手は無限” 滝口長太郎
すばらしい名画よりも、
とてもすてきな宝石よりも、
もっともっと大切なものを私は持っている。
どんな時でも、どんな苦しい場合でも、
愚痴を言わない。
参ったと泣き言を言わない。
何か方法はないだろうか、
何か方法はあるはずだ、
周囲を見回してみよう。
いろんな角度から眺めてみよう。
人の知恵も借りてみよう。
必ず何とかなるものである。
何故なら打つ手は常に無限であるからだ。
------------------------------------------------------------------------
-會津藩士の「什の掟」
一、年長者(としうえのひと)の言ふことに背いてはなりませぬ
一、年長者にはお辞儀をしなければなりませぬ
一、嘘言(うそ)を言ふことはなりませぬ
一、卑怯な振舞をしてはなりませぬ
一、弱い者をいぢめてはなりませぬ
一、戸外で物を食べてはなりませぬ
一、戸外で婦人(おんな)と言葉を交へてはなりませぬ
ならぬことはならぬものです
------------------------------------------------------------------------
田中家の家訓(江戸時代北信濃の豪商)
朝早くから家業を真面目に行う
一汁一菜・着物は木綿(紬・小袖はダメ)
持仏へ朝夕怠りなく拝礼する
徳ある人に随い、悪者とは交わるな
ばくちは勿論、酒宴、遊芸などはふけってはダメ
商売に関して先物・相場取引はダメ
一族繁栄長久のため相続金を別家へ配当する
男女互いに礼儀を守り見苦しきことせず言わず
不作法のないよう、色欲からその身に難儀なり
堪忍仁信を以て家業を怠らなければ財が増える・・・
------------------------------------------------------------------------
最後に大西様ご自身の言葉
成功者の共通点とは、
1、 仕事を楽しむ
2、 真剣に取り組む
3、 計画をたてる
4、 お金を賢くマネージメントする
5、 セールスを極める
6、 全てはお客様のためにある
7、 自己成長を止めない
8、 ポジティブなイメージを持とう
9、 誰にも負けないエキスパートになる
10、 自己投資を怠らない
どんな生き方を選択するか。
------------------------------------------------------------------------
活力ある大西様のお話に、セミナーに参加した皆様も
たくさんメモを取り、積極的に聴いておりました。
本当に濃厚で素晴らしい講演に感謝いたします。
【比企倫理法人会】
【比企倫理法人会 セミナーリスト】