■■ Weekly Fax News 257 ■■
――――◆ 目 次 ◆―――――――――――――――――――――
(1)「 少額減価償却資産
―30万円未満は即時償却に 」
(2)☆ FAXコラム ☆ : 「 長続きする健康法 」
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◆ 「 少額減価償却資産
―30万円未満は即時償却に 」 ◆
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平成15年度税制改正で、中小企業関連税制がいくつか改正される。
その一つが「同族会社の留保金課税制度」の改正である。財務省の
平成15年度税制改正大綱によると、「同族会社の留保金課税制度に
ついて、自己資本比率(総資産に占める自己資本(同族関係者からの
借入金を含む)の割合が100分の50以下の中小法人(資本金10
億円以下の法人)の、平成15年4月1日から平成18年3月31日
までの間に開始する事業年度については、留保金課税を適用しない措
置を講ずるとともに、現行の課税留保金額に対する税額の5%軽減措
置を廃止する」としている。この措置により中小法人の約80%が留
保金課税が停止されることになると、経済産業省は見ている。
また、「少額減価償却資産の改正」も影響が大きいとされているも
のだ。「大綱」によると「中小企業の少額減価償却資産の取得価額の
損金算入の特例制度を創設することとし、中小企業者が、平成15年
4月1日から平成18年3月31日までの間に、取得価額30万円未
満の減価償却資産を取得した場合には、取得価額の全額の損金算入を
認める措置を講ずる」としている。
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◆ ☆ FAXコラム ☆ : 「 長続きする健康法 」 ◆
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経営環境の影響かどうか分からないが、健康状態に悩む経営者が増
えている。
強いストレスは自律神経のバランスを保てなくさせて、体調を崩す
原因になる。肉体の病気だけでなく、不眠症・うつ病など精神面の病
気が多いようだ。経営者と健康の話をすると、年齢に関係なくその関
心の強さに驚く。何らかの健康法を持っている。
肉体の鍛錬としては、ゴルフ・テニス・水泳・スポーツジム・ジョ
ギングなどが多い。囲碁・カラオケ・麻雀・絵画などを挙げる人もい
るが、問題は長続きしている人が意外に少ないことである。
自分独自の健康法を見つけ、長く続けている経営者にそのコツを聞
くと、共通点として次のような条件を言うことが多い。
つまり、健康法はその種類を選ぶことが肝心で、3条件としては、
(1)費用がかからない(安い)、(2)時間があまりかからない、
(3)場所や天候を選ばないというものである。具体的には、歩く-
エレベータに乗らない・朝晩5分の健康体操・瞑想などである。
さらに条件を加えれば、相手がいなくても出来る、設備や用具がい
らない、体力がなくても出来るなどであろう。しかし一番大切なこと
は、実行していて楽しい(又はやりがいがある)ということである。