■■ Weekly Fax News 283 ■■
――――◆ 目 次 ◆―――――――――――――――――――――
(1)「 新証券税制のポイント ― 政府広報紙が簡略解説 」
(2) 接客の「かたち」と上達
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◆ 「 新証券税制のポイント ― 政府広報紙が簡略解説 」 ◆
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政府広報誌「にっぽんNOW」が平成15年度税制改正による新証
券税制の改正ポイントを広報している。
そのポイントは、(1)株式売買益(2)株式配当金(3)株式投
資信託―である。各ポイントの広報要旨は次のとおり。【株式売買益】
☆上場株式の売買益(年間損益を通算)に対する税率が一律10%と、
大幅に軽減されました(平成15年1月1日~平成19年12月31
日)☆売買損は、確定申告により3年間の繰越ができます☆平成15
年1月から、特定口座(源泉徴収口座)を利用することにより、税務
署に申告しなくてもよくなり、納税手続が預貯金並みになりました。
【株式配当金】☆課税が、配当金額にかかわらず、原則として申告不
要になるとともに、配当に係る源泉徴収率が10%と、従来の半分に
軽減されました(平成15年4月1日~平成20年3月31日)【株
式投資信託】☆分配金等に対する源泉徴収税率が10%と、従来の半
分に軽減されます(平成16年1月1日~平成20年3月31日)
☆株式の配当金と同様に、源泉徴収のみで納税を済ますことができま
す(申告不要)。ただし、申告を行えば、総合課税(配当控除の適用
あり)が選択できます。☆平成16年分から、解約・償還損は、確定
申告により、株式売買益との通算が可能となります。
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◆ 接客の「かたち」と上達 ◆
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接客やセールスの接客が得意か苦手かは、大きな個人差がある。し
かし、最初から接客が上手な人は少なく、意識して笑顔やお辞儀を練
習しながら上達して行くようだ。
「楽しいから笑うのではなく、笑うから楽しくなるのだ」というこ
とが言われる。意識して笑顔を心掛けることによって、いつでも自然
に笑顔で接客出来るようになる。
接客は、心も大事だが、「かたち」も大事である。例えば、服装が
乱れていたり、お辞儀が正確に出来なかったりすると、相手の第一印
象が悪いだけでなく、当人も接客に自信が持てないものである。自信
をつける第一段階は、服装・お辞儀・言葉遣い・商品知識などを身に
付けることにある。
接客教育を受けた後で、伸びる店員と伸びない店員がいる。何事も、
上達するためには、「かたち」の反復練習が必要であることを知らな
い人がいるということだ。
「かたち」を反復練習していない人はすぐ分かる。上達する前に
「かたち」が崩れ、仕事に慣れるほど悪い癖が登場するものだ。例え
ば、頭を下げずにお辞儀をする、腕を組んで客待ちをする、慣れたお
客に友達言葉を使う、などである。
接客が苦手だという人は、服装身なり・敬語・お辞儀・笑顔などの
反復練習によって、大抵のことは克服できるであろう。