■■ Weekly Fax News 320 ■■
――――◆ 目 次 ◆―――――――――――――――――――――
（１）「 自動車税の納付 ― コンビニでもＯＫ（東京都） 」
（２）「 能率的読書 」
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◆ 「 自動車税の納付 ― コンビニでもＯＫ（東京都）」 ◆
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東京都はいま、「平成１６年度から、自動車税が全国のコンビニエ
ンスストアで納められるようになる」と広報している。
自動車税は、自動車の所有に対して課税される財産税の一種で、道
路を利用することに対する整備費を負担する性格を有している。対象
となる車種は、乗用車、貨客兼用車、トラック。納付は、自動車税総
合事務所から送付される納税通知書で、５月末までが期限とされてい
る。東京都の場合、自動車税が納められる機関は、（１）全国の都市
銀行又は都税を扱う銀行、信用金庫（２）都内に所在する銀行、信用
組合、信用金庫、農業共同組合等、東京都公金収納取扱店（３）都内
及び関東（山梨県を含む）に所在する郵便局（４）自動車総合事務所、
都税事務所、自動車税事務所及び支庁の窓口（５）自動車検査証（車
検証）の「使用の本拠の位置」を所管する市町村収入役（小笠原村を
除く。ただし、市町村収入役は、納期限後の取扱いはしない。）――
とされてきた。平成１６年度分から、これにコンビニが加わることに
なったわけだ。東京都では、「５月初旬にお送りする平成１６年度自
動車税通知書は、これまでの金融機関・郵便局や都税事務所だけでな
く、コンビニエンスストアで納税することができるようになりました。
コンビニの一覧は、近く主税局ホームページなどでお知らせします」
とＰＲしている。
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◆ 「 能率的読書 」 ◆
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片道１時間半以上の通勤をしている。他人からは大変でしょうと言
われるが、電車がすいているのであまり苦痛ではない。むしろ、好き
な本がたくさん読めるのは、この長時間通勤のお陰と思っている。
理想的な読書環境と言うと、一般に静かな部屋で机に向かうイメー
ジがある。しかし、経済的に、電車内や公園のベンチなどの方が能率
の良いことが珍しくない。
以前、ある古典シリーズを計画的規則的に読もうと考えて失敗した
ことがある。電車内などで気軽に読むのは途中で挫折すると思ったか
らである。まとまった余暇を優先的に利用する計画を立てたのである。
結果として、夕食後じっくり読もうと思っていた時間に見たいテレ
ビ番組があったりしているうちに、いつしか読書意欲自体が無くなっ
てしまった。
読書は、時間や場所・状況などにこだわっていると意外にに進まな
いものである。暇になったら（あるいは定年になったら）、ゆっくり
読書三昧の生活をしようと目論む人がいるが、いざ暇になっても読ま
ないものである。
仕事の進め方と似ているが、能率的読書法は、少しの暇があれば読
む、場所を選ばないで読む、状況が整うことを待たず今読む、本をい
つも持っているなどであろう。
