■■ Weekly Fax News 445 ■■
――――◆ 目 次 ◆―――――――――――――――――――――
(1)「 9割近くの企業が採用―『 何らかの週休2日制 』」
(2)「 自己啓発の障害物 」
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◆「 9割近くの企業が採用―『 何らかの週休2日制 』」◆
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厚生労働省の調査によると、企業の週休制において、『何らかの週
休2日制』を採用している会社は89.4%にのぼることが明らかと
なった(18年「就労条件総合調査」。前年は89%)。
これを企業規模別に見ると、従業員1,000人以上が95.2%、
300~999人が93.9%、100~299人が93.4%、3
0~99人が87.6%となっており、企業規模で格差が見られる。
また「完全週休2日制」を採用している企業は39.6%となり、
これは前年調査の41.1%を下回った。
企業規模別には、やはり企業規模格差が顕著にみられ、30~99
人が33.3%であるのに対し、1,000人以上が74.2%にも
のぼっている。
また企業の所定労働時間をみると、1企業平均で7時間41分、労
働者1人平均で7時間42分となっている。週所定労働時間は、1企
業平均で39時間15分、労働者1人平均で38時間48分となって
いる。いずれも前年とほぼ同様。年間休日総数は、1企業平均105.
1日だが、1,000人以上規模では116.6日であるのに対し、
30~99人では103日と、これも企業規模格差が顕著だ。
なお、変形労働時間制の採用割合は58.5%で、前年より2.8
ポイント上昇している。
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◆ 「 自己啓発の障害物 」 ◆
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何かを学ぼうとした場合、それを邪魔する物は無数にある。時間の
制約、必要となる費用、多忙な仕事、娯楽等の誘惑、配偶者や家族の
妨害(週末に自由を認めない等)、病気や体力不足、能力不足、など
である。
ところで、自己啓発に限らず、上記のような障害は何かを継続して
達成する場合に必ずあるものである。特定の人のみに発生する障害で
はなく、自己啓発をしようとすれば、多かれ少なかれ現れる障害物で
ある。
では、本格的な自己啓発に成功する人と失敗する人の違いはどこに
あるのだろうか。
やる気か?確かに、やる気は成功不成功の分かれ目の最大要因であ
る。やる気がなければ、いくら時間や費用があってもしかたない。要
するに、障害物に負けないようなやる気はどのようにして獲得するか
である。
それは、「どうしても学ばなければならない」、又は「どうしても
学びたい」という分野を獲得することではなかろうか。たとえある程
度他のことを犠牲にしても、時間や費用等を優先的に使う必要性を強
く感じられる分野を見つけて挑戦することである。
具体的には、今後の目標を明確にして自覚すること、その目標を達
成する方法を計画すること、自己啓発に励んでいる人を見習うこと、
読書習慣を身に付けること、自分の生きがいを検証すること、などで
ある。