■■ Weekly Fax News 486 ■■
―――― ◆ 目 次 ◆ ―――――――――――――――――――――
(1)「 年金時効特例法が施行されました 」
(2)「 仕事のリズムを作る 」
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◆「 年金時効特例法が施行されました 」◆
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年金記録が訂正された場合、年金の増額分は、時効により消滅した
分を含めて、本人または遺族の方へ全額支払われます。
※今までは年金記録が訂正された結果、年金が増額された場合でも時
効消滅により直近の5年分の年金に限って支払いしていました。
1.対象となる方
●既に年金記録が訂正されている方
(1)年金記録の訂正により年金が増えたが、過去の増額分が時効消
滅により支払われなかった方
(2)年金記録の訂正により年金の受給資格が確認され、新たに年金
受給となった方で、5年を超える部分が時効消滅により支払われな
かった方
(3)(1)(2)に該当する方が、亡くなっている場合には、その遺族の方
※ご遺族の範囲は、亡くなった当時、生計を同じくしていた方に限り、
配偶者、子、父母、孫、祖父母、兄弟姉妹の順となります。
●今後、年金記録が訂正される方
(4)今後、年金記録が訂正された結果、上記(1)~(3)と同様に訂正
される方
2.必要な手続き
●年金を受給されている方で、年金受給後に年金記録が訂正された方
・できる限り簡単に手続きをしていただけるよう、あらかじめ必要
な記載事項を印字した用紙を順次社会保険庁より発送します。
(平成19年9月~)必要事項を記載の上、社会保険事務所に提出
してください。
※発送される記載事項を待たずに手続きをとることも可能です。必要
となる用紙は、社会保険事務所から取り寄せていただくか、社会保
険庁ホームページから印刷してください。
●今後、年金記録が訂正される方
・年金記録訂正に合わせて自動的に手続きを行ない、5年を経過し
た分の年金額も支払います。
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◆「 仕事のリズムを作る 」◆
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あらゆる物事の現象にはリズムがある。宇宙の動き、体の各器官の
働き、時計の振り子、楽器の音等は、その典型である。
ところで、人が日々の生活や仕事を行う時も、周期的、反復的な動
作によって難無く処理している場合が少なくない。主婦が行う家事で
あれば、掃除・洗濯・調理・買い物・育児等を同じ時間帯と同じ手順
で繰り返しているから能率的に進むのである。
さて、仕事のリズムはどうあるべきか。原則は、リズムに乗って無
意識に仕事が進行していくようにすべきであろう。心臓の鼓動や呼吸
が健全な時はそのリズムすら意識しないように、仕事もリズムに乗っ
て処理している時は首尾よく行くものである。
さらに、仕事はリズムを付けることによって、気持ちよく集中して
処理が出来るようになるものである。例えば、音楽と騒音、ゆりかご
と単なる振動の差の一つは、リズムの有無である。だから、人はリズ
ムを付けることによって、仕事に順応しながら退屈しないで取り組め
るわけである。
また、仕事のリズムを作るためには、音楽に楽器が必要なように、
いくつかの道具が必要である。その具体例としては、明確な業務日程
表、業務進行の統一基準(マニュアル等)、良好な人間関係、報告・
連絡・相談の徹底、快適な職場環境等である。