■■ Weekly Fax News 496 ■■
―――― ◆ 目 次 ◆ ―――――――――――――――――――――
(1)「 国税庁『税を考える週間』 ― テーマは少子・高齢化と税 」
(2)「 成功問答の一例 」
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◆「 国税庁『税を考える週間』 ― テーマは少子・高齢化と税 」◆
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国税庁では11月11日~11月17日を「税を考える週間」としてさま
ざまな広報・広聴活動を予定している。平成19年度のテーマは、昨年
に引き続き「少子・高齢社会と税」。少子・高齢社会における税の意義
や役割などについての情報を提供するとともに、「国税電子申告・納税
システム(e-Tax)の周知及び利用促進」が重点に取り組まれる。
国税庁はweb上で「2005年には、1899年(明治32年)
に人口動態の統計をとり始めて以来、初めて出生数が死亡率を下回り、
総人口が減少に転ずる「人口減少社会」が到来しました。このような社
会では、労働力人口の減少や、年金・医療などの社会保障関係費の
増大が見込まれ、公的サービスの財源となる税の役割はますます重要
になります。」とし、2025年には一人の高齢者を1.7人の勤労者で支
えなければならないデータを紹介している。
また「e-Tax」での確定申告をすることで、
(1)医療費の領収書や給与所得の源泉徴収票の提出が省略できるこ
と
(2)最高5,000円の所得税の税額控除
(3)還付申告の処理期間の短縮化
(4)国税庁ホームページ「確定申告書等作成コーナー」から直接確定
申告できる、
等の利便性をPRしている。
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◆「 成功問答の一例 」◆
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事業等に関する成功法則は多々あるが、その一例を師弟の問答
形式で示す。
弟子「商売に成功するコツは何ですか」
師匠「他人がしたがらないことをすることだ」
弟子「何をしたらよいか、分かりません」
師匠「誰もしたがらないこと、他人を喜ばすことを探すといいよ。
他人を喜ばすことによって、自分の生命が大きくなる」
弟子「次に、商売を始める際の心掛けは」
師匠「ビジョン(展望)を明確にすることだ。特に、他人と違う内容
を考えること」
弟子「ビジョンとは具体的に何ですか」
師匠「主に、事業の内容と規模の構想だ。これで事業の成否が決まる。
商売に限らず、人生は進む方向を見つけることが大事だ。
方向を見つけて目標を持つことだ」
弟子「ビジョンを決めて計画を実行する場合、日常どんな心掛けが大
事ですか」
師匠「真剣に考えて決定したことは、確実に実行することだよ。ヒル
ティ『幸福論』の中に、とにかくやる、すぐ始める、先延ばし
にしないというのがある」
弟子「明確なビジョンによる事業計画と日々の実行力が重要というこ
とですね」
師匠「その通り。そして、失敗した場合も運が悪かったと考えず、自
己の力不足と考えること。成功した場合は、自己の力と慢心せ
ず、謙虚さを持ち続けることだ」