■■ Weekly Fax News 736 ■■
――――◆ 目 次 ◆―――――――――――――――――――――
(1)「 気持ちが良い資料送付時の返信メール 」
(2)「 好かれる営業マンのタイプ 」
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◆「 気持ちが良い資料送付時の返信メール 」◆
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社内で管理部門や様々な関連部署からメールの連絡により、資料の
提出を求められることが多い。部内においても情報や資料をメールで
送り合っている。この場合に求められた資料を送った後で、着信の返
事が来る場合と来ない場合は、半々ぐらいであろうか。気を付けて見
ていると、管理部門の担当者がしっかり返信している。管理部門は多
くの部署を相手に相当数のメールのやり取りが発生しているはずだ。
その中でもきっちりとタイムリーに返信をしていることは気持ちよく
感じる。管理部門は、連絡作業を管理する上で記録として返信が必要
なのかもしれないが、返信があることで当方の業務が完結したと認識
できることの意義は大きい。一方、同じ部署のメンバーは、比較的反
応が少ない。メールに気付いたのか気付いていないのかが気になる。
そのために管理部門からの返信はなおさら、際立って感じる。同じ部
署で仕事をしていたら、メールと口頭のコミュニケーションを併用す
ることが重要だ。そうすれば、スピーディに作業ができるし、日常会
話も増える。情報の伝達は、相互の連絡コミュニケーションが成り立
つことで効果を発揮できる。こまめな返信は、精神的な安心感を持て
ることで基本的なマナーとして実施してもらいたいものである。
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◆「 好かれる営業マンのタイプ 」◆
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X社(建材販売業)のA、B営業マンは同時期に入社の同年齢であ
る。Aは社交的かつ行動派の性格である。Bは慎重かつ温厚な性格で
ある。両者は入社2年目から新規取引先の開拓を担当したが、Aの成
績は予想に反してBのそれを下回ってしまった。Bは飛び込みで見込
み客を発見すると、次回の訪問を最優先で実行した。また、訪問日時
を指定された場合は、約束の時間より早めに行って担当者との面談を
待った。Bの成約率は標準より高かった。Aも見込み客を発見すると
再訪問を考えたが、数社まとめて実行したのでやや遅れがちであった。
結果、終業間際に訪問したり、約束の時間に遅れたりした。Aの成約
率は低かった。飛び込み営業は始め大抵迷惑に思われるが、一旦受け
入れられた営業マンは好かれるタイプと好かれないタイプがある。一
般に好かれるタイプは約束の時間を厳守し、取引先の諸事情(需要の
動向・納期の特殊性・繁忙期等)に強い関心を持ち続けている人であ
る。このような営業マンの健気な態度は取引先から好感を持たれる。
逆に社交的性格でも度々約束日時を破ったり、苦言に対して自己の都
合を言い訳にしたりすれば、取引先からは好感をもたれないようだ。
好かれるタイプの基本は、訪問や納期の厳守と諸事情への迅速な対応
である。