■■ Weekly Fax News 815 ■■
――――◆ 目 次 ◆―――――――――――――――――――――
(1)「 ハローワークの実績 一定層の戦力化に貢献 」
(2)「 外国人観光客と接客対応 」
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◆「 ハローワークの実績 一定層の戦力化に貢献 」◆
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一定層の戦力化に貢献厚生労働省は公共職業安定所の主な実績につ
いての資料を公表した。公表された実績数値は平成24年度までのも
のではあるが、一定の傾向が見て取れる。
平成21年度から24年度の推移を見てみると、新規求人数(企業
側がハローワークに求人を行った人数)は448.4万人から795.
3万人に増加している。毎年右肩上がりで約237万人増加した。一
方、21年度に764.7万人だった新規求職者数は24年度には6
66.4万人に減少している。こちらは毎年右肩下がりで約100万
人もの減少となった。
つまり、企業がハローワークに求人を出す意欲は高いものの、肝心
の求職者はハローワークを利用しての就職をしない傾向が高まってい
ることがわかる。しかし、一部の求職者については右肩上がりでハロ
ーワークを活用して就職している傾向が明らかとなった。それは、
「フリーター等の正規雇用化」、「母子家庭の母」、「60歳以上の
就職件数」だ。フリーター等の正規雇用化は21年度との比較で9.
1万人、母子家庭の母は1.8万人、高齢者は4.6万人増えている。
この3つの層だけで15万人以上の雇用増があったと考えられる。労
働力人口減少が避けられない中、それらの層が戦力として活用されて
いるようだ。
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◆「 外国人観光客と接客対応 」◆
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先日、久しぶりに都内の上野から浅草界隈(かいわい)を歩く機会
を持った。天気の良い休日の為か人出も多く、外国人観光客を大勢見
掛けた。大抵はカップル又はグループ客で、仲間同士で買物したり食
べたりしながら散策を楽しんでいるように見えた。しかし、気になっ
たのは外国人観光客が店に入って来ても、案内を積極的にする店員が
少ない事だ。たとえ話し掛けられても元気よく応答する店員が余りい
ない。菓子・雑貨・土産物等の問いであれば、日本語の応答でも通用
するはずである。逆の立場を想像すれば、日本人が外国旅行をした場
合は、現地店員とのやり取りを楽しみにしているであろう。このよう
な時の印象が訪問国の印象や好感度に影響するものだ。現在、外国人
観光客の増加を狙って、国や自治体が各種施策や予算計上をしている。
外国語による案内板や案内所の設置等が盛んであるが、更に一歩進め
て、外国人観光客と店員や市民が気軽にコミュニケーション(身振り
手振り、日本語でもよい)をするような社会慣習を作ることが理想で
ある。その為には、日頃から外国人と店員(商店主)や市民が自然に
交流するようなシステムを作ることが大切ではなかろうか。例えば、
市町村の祭事や商店街イベント等に地元の外国人を積極的に誘う、等
である。