毎週火曜日の朝6時から開催する比企倫理法人会のモーニングセミナーに参加させていただきました。
本日の講演は嵐山町の町長、岩沢 勝 氏が講師を務めました。
テーマは「町民福祉の向上」感謝・報恩
岩沢町長の言葉一つ一つに「誠実」さを感じ、心から言葉を発していることが、講話の中から感じとれました。
興味深いお話の連続で、あっという間の45分間でした。
その中でも興味深かったのが、「六然(りくぜん)」の教えというお話。
中国古代の学者 崔 銑(さいせん)という人が残し、安岡 正篤氏の座右の銘
にしていたという言葉。
・自処超然(じしょちょうぜん)
自分自身に関して、世俗の物事にとらわれないようにすること
・処人靄然(しょじんあいぜん)
人に接するときは、相手を楽しませ心地よくさせること
・有事斬然(ゆうじざんぜん)
何事も、ぐずぐずしないできびきびとやること
・無事澄然(ぶじちょうぜん)
何も事がないときは、水のように澄んだ気持ちでいること
・得意憺然(とくいたんぜん)
得意な時は、静かで安らかな気持ちでいること
・失意泰然(しついたいぜん)
失意の時も、泰然自若としていること
について解説。
もう一つ
マハトマガンジーの「7つの大罪」についてのお話。
・哲学なき政治
・道徳な商業(ビジネス)
・労働なき富
・人格なき教育
・人間性なき科学
・倫理なき快楽
・献身なき信仰
とてもためになるお話でした。
そして、何度も嵐山町の人たちに働かせてもらっている。恩返しをしていく。と語っておられました。岩沢町長は誠実一筋といった人柄の方でした。
毎週、比企倫理法人会のセミナーは“宝物がたくさん詰まったお土産話”をたくさん聞くことができる内容でいつも勉強させていただいております。毎週楽しみにしています。