■■ Weekly Fax News 841 ■■
――――◆ 目 次 ◆―――――――――――――――――――――
(1)「 中小企業の景況、穏やかに回復 小企業は弱い動き―日本公庫 」
(2)「 名刺の配り方と役目 」
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◆「中小企業の景況、穏やかに回復 小企業は弱い動き―日本公庫」◆
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日本政策金融公庫は全国中小企業動向調査結果(7~9月期実績お
よび10~12月期以降見通し)に基づき中小企業(原則従業員20
人以上)の景況について、「弱い動きはみられるものの、緩やかに回
復している」との見方を明らかにした。前回は「消費税率引き上げに
伴う駆け込み需要の反動はあるものの、緩やかに回復している」とし
ており、前回の見方を基本的に維持した。
また小企業(原則従業者20人未満)の景況については「弱い動き
となっている」との認識を示した。「消費税率引き上げに伴う駆け込
み需要の反動により、持ち直しの動きに足踏みがみられる」とした前
回より景況感がさらにやや後退した格好だ。
指数を見ると、中小企業については業況判断DIが前期から横ばい
の3.3。来期は上昇、来々期は横ばいとなる見通し。売り上げDI
も前期から横ばいの9.6。来期は上昇、来々期は低下する見通し。
純利益DIは2期連続で低下し、マイナス6.9。来期以降は上昇す
る見通し。小企業は、業況判断DIは2期連続でマイナス幅が拡大し
マイナス33.4。来期はほぼ横ばいか。売り上げDIは2期連続で
マイナス幅が拡大しマイナス23.8。来期はほぼ横ばい予測。採算
DIはマイナス幅が拡大しマイナス19.1。来期はマイナス幅縮小
予測。
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◆「 名刺の配り方と役目 」◆
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ある大きな会合に行った時のこと、「名刺はこの机の上に置いて下
さい。また、自由にお取り下さい」という表示があった。何名かの名
刺が置いてあったが、このコーナーに名刺を置く人も取る人も少なか
った。会合等で無闇に名刺を配る人がいる。ただ知名度を上げること
が目的であれば良いが、一般の商活動においては余り意味が無い。少
数の者同士が自己紹介する場合や、話の経過からお互いの所属や住所
が必要になって名刺交換するような場合は意義がある。一般に名刺交
換は自己の所属や氏名を明かす為に行うが、自己を印象付ける為に、
出身地・顔写真・趣味・信条・多くの肩書等を目立つように入れてい
る名刺もある。中には、豊かな人脈形成を目指して毎月配る枚数(例
えば百枚)にノルマを課している人もいる。業種の種類によっては役
立つが、「相手の購買力や人脈を利用しよう」という、自己都合だけ
を主張しているように思われるかもしれない。一度名刺交換した人か
ら、セールスで訪問されたり、何か頼み事をされたりして戸惑ったこ
ともある。 名刺交換の役目は、お互いの身元を明らかにして、相手
に役立ち自分には負担となるような付き合いから始める認識をするこ
とだ。「ギブ・アンド・テイク」のうち、ギブの行動が先行しなけれ
ばならない。