■■ Weekly Fax News 853 ■■
――――◆ 目 次 ◆―――――――――――――――――――――
(1)「 確定申告を前に国税庁がPR ― 相談・受付期間などを公表 」
(2)「 営業成績と決め台詞(ぜりふ) 」
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◆「 確定申告を前に国税庁がPR ― 相談・受付期間などを公表 」◆ ―――――――――――――――――――――――――――――――
国税庁は、平成26年分の所得税・復興特別所得税、個人事業者の 消費税・地方消費税および贈与税の確定申告について相談・申告書の 受付期間などをまとめ発表した。同時に、ホームページに「確定申告 特集ページ」を設け、自宅からの申告をサポートする旨明らかにする とともに、▽申告相談のご案内▽主な税制改正について▽ご留意いた だきたい事項▽東日本大震災への対応―と題する文書も公表した。 相談・申告書の受付期間、納期限および振替納税の場合の振替日は 次の通り。
【所得税・復興特別所得税】
2月16日(月)~3月16日(月)、納期限3月16日、振替日 4月20日(月)
【個人事業者の消費税・地方消費税】
1月5日(月)~3月31日(火)、納期限3月31日、振替日4 月23日(木)
【贈与税】
2月2日(月)~3月16日(月)、納期限3月16日
所得税・復興特別所得税の還付申請は、2月16日前でも提出可能。
平日(月~金)以外でも、一部の税務署では2 月22日と3月1日 に限り、日曜日も相談・申告書の受付を行う。 国税庁は「ご留意いただきたい事項」欄で、確定申告書の作成にあ たっては「復興特別所得税額」欄への記載漏れのないよう赤字で特に 注意を促した。
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◆「 営業成績と決め台詞(ぜりふ) 」◆
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営業の世界でよく言われる言葉に、「営業はNOと言われた時から
始まる」がある。単純に考えると、お客から断られても簡単に諦める
なという意味に捉えるかもしれない。しかしこれは違う。例えば、対
面接客で婦人衣料や宝石等を販売するような場合は、お客が購入する
か否かを明確に答えるような要請の言葉(決め台詞、クロージング等
と言う)を発しなければならない。もしお客がNOと言えば、さらに
説明を続ける。X店(宝飾品販売)のAとBはどちらも経験年数7年
の販売員である。Aはお客の嗜好や感想をじっくり聞き、最後に必ず
「お客様にはこちらが一番お似合いですよ」「このお品の購入は今が一
番お得です」等と奨める。Bは日頃から商品知識を豊富にし、お客に
合いそうな商品を次々に奨めて、迷うお客に「人の好みは区々ですか
ら」「納得いくまで時間を掛けて選んで下さい」等と対応している。
成績はAの方がずっと良い。営業は、最終的には売り手が買い手に
「どうか、この商品を買って下さい」と明白な決め台詞で要請するこ
とである。もし受け入れられない時は、さらに販売の工夫を重ねる行
為である。買い手が購入や商品の選択に迷っている時、売り手も一緒
に迷って、いつまでも決め台詞を言わなければ契約の成立は難しい。