■■ Weekly Fax News 388 ■■
――――◆ 目 次 ◆―――――――――――――――――――――
(1)「 過去の申告書の閲覧 ― 税務署がサービス実施 」
(2)「 自信を持って取り組む 」
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◆ 「 過去の申告書の閲覧 ― 税務署がサービス実施 」 ◆
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全国の税務署ではいま、申告書等の控えを紛失するなどした納税者
が過去の申告事績等を確認して事後の適正な申告書等の作成を行う場
合に、「内国税の適正かつ公平な賦課及び徴収の実現、酒類業の健全
な発達」という行政目的により、税務署に提出されている申告書等を
閲覧できるサービスを行っている。このサービスを利用するには、先
ず閲覧の対象となる申告書等の納税地を所管する税務署の総合窓口に
行って手続をする。閲覧できる文書は、所得税、法人税、消費税及び
地方消費税、相続税、贈与税酒税納税、間接諸税の各申告書、納税者
がこれらの申告書に添付して提出した書類(例えば、所得税申告書に
添付した青色決算書・収支内訳書など。医療費の領収書等は不可)、
そのほか申請書、届出書、報告書等である。
これらの申告書等の閲覧申請ができるのは、納税者本人とその代理
人。法人が作成した申告書等の閲覧は、法人の代表者(代表清算人と
破産管財人を含む)に限る。そのほか、納税者が申告書等を作成する
前に亡くなり、相続人が提出した申告書等や亡くなった納税者が生前
に提出していた申告書等を閲覧できるのは、相続人とその代理人(未
成年者又は成年被後見人の法定代理人、配偶者及び4親等以内の親族、
納税管理人、税理士、弁護士、行政書士、当該法人の役員又は従業員)
となっている。
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◆ 「 自信を持って取り組む 」 ◆
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仕事に成功する人には、何事にも自信を持って取り組むという姿勢
がある。
例えば、創業の相談において、「この人は創業が実現できる」と思
える人は、事業プランに対して自信を持って説明する。表情が明るく、
先行きに対して不安を持たず、無闇に弱音を吐くことはない。自分の
可能性を深く信じているという態度である。
ところで、自信は準備や能力等が充実しているから、しっかり持て
るのであろうか。或いは、元々の性格や姿勢が自信家のために、準備
や能力が充実するのであろうか。原因と結果は両面あると思うが、
「自信を持って取り組む」という心掛けが意外に大事である。と言う
のは、能力もあって準備もしっかりしながら、自信がないと言ってな
かなか実行に踏み切れない人も多いからだ。
自信を持って取り組める人は、自分の可能性を信頼し、将来の不安
に迷わない信念を持っている。このような人がなぜ仕事に成功できる
かと言えば、理念(目的や方針)やビジョン(事業分野や規模)が明
白で、周囲の者も安心して協力できるからである。また、自信を持っ
て取り組んでいる人は、自信のある人と積極的に交わると言う。
自信の持てない人が自信を持つコツは、「自分は自信を持って取り
組む」と心に向かって信念になるまで叫ぶことである。